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老後資金の取り崩し方|貯めた後の考え方

不足分の見方、取り崩しのリスク、年金の繰下げ受給を整理する。

対応年度:令和8年度(2026年度)最終更新:2026年10月7日

老後資金は「いくら貯めればよいか」が注目されがちですが、実は、貯めた後にどう取り崩すかで、安心感は大きく変わります。老後は何十年も続くため、取り崩し方を決めておくことが大切です。

取り崩しの基本は「不足分」を見ること

老後の生活費のうち、年金で賄える部分を差し引いた不足分が、貯蓄から取り崩す額になります。たとえば、毎月の生活費が30万円で、年金が20万円なら、不足の10万円を貯蓄から補う計算です。

この不足分を、年間で見るか、月単位で見るかによって、必要な貯蓄の額が決まります。年金の額は、将来変わる可能性もあるため、余裕を持った見積もりが安心です。

取り崩しにかかわる3つのリスク

  • 長生きのリスク:予想より長く生きると、貯蓄が先に尽きる可能性がある。
  • インフレのリスク:物価が上がると、同じ生活を続けるために必要な額が増える。
  • 運用のリスク:取り崩しの時期に相場が下がると、資産が減るペースが早まることがある。

年金を遅らせる選択肢

公的年金は、受け取りを65歳より遅らせると、増額して受け取れる「繰下げ受給」が選べます。増額率は、繰り下げる月数に応じて増え、75歳まで繰り下げることができます。

ただし、繰り下げている間は年金を受け取れないため、その間の生活費は貯蓄などでまかなう必要があります。健康状態や、貯蓄の余裕を踏まえて判断することが大切です。

取り崩し額を試算する

老後資金の必要額と、取り崩しのペースは、老後資金・FIREシミュレーターで、年齢や利回り、インフレ率を変えて確かめられます。利回りが一定でも、実際の相場は変動するため、余裕を持った条件で試算することをおすすめします。

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参考:一次情報を確認する

※ 制度・税率・上限額は改正される場合があります。ここでの説明は概要であり、最新の正確な内容は上記の参考URL(一次情報)でご確認ください。